登録しているメンバーが、スクリーンショットにより、第三者の著作権を侵害した可能性があります。
スクリーンショットについては、著作権侵害との判決が出ている例がありますが、SNSで広く行われている現実もあります。
ここではサイトでの考え方について触れます。
当サイトでの状況
引用となるには、一定の条件が必要で、サイト内にダウンロードした上での画像の引用は下記の2点以外は許容していません。
他サイトを明示する際の(wordpress.comで可能なサイズの)サムネイル画像。他サイトがリンク先へのサムネイル掲載のために載せている画像(OGP画像)。
フォーラムでのプレスリリース画像(引用元が明確かつ著作者が広報を意図している画像)。
これら2点は、Webサイトで一般に引用とされています。SNSであっても、引用と言える範囲が徐々に定まってきており、判例も少しずつ出ています。
今回の状況について
今回の状況は、Twitterにスクリーンショットを掲載したもので、引用元の明示が不足しており、著作権侵害となった可能性が高いと考えています。
ただし、同様の行為はSNSで広く行われており、判例が出揃っていない状況、当人の悪意は考えにくい状況ですので、当該メンバーには注意を行うのが妥当で、処分を行うような状況ではないと判断しました。
今後について
混乱を避けるためにも、SNSでのスクリーンショットは原則行わないことを強くお勧め致します。
特に言い争いなどで、相手のアイコン・文章を含む画像をスクリーンショットで掲載する行為は、相手によって個人情報を開示させられてしまう可能性があり、極めて危険です。
(2022年現在の情勢で執筆していますが、今後数年で判例などが固まってくる可能性があります。)
(参考)当サイトのスクリーンショットについて
サイトのスクリーンショットについて、引用の条件を満たしていないように思えた場合は、削除依頼をさせて頂いています。
別次元の話ですが、スクリーンショットの改編は中傷にあたり、サイト運営への影響が大きいため、過去に争った例があります。
以上、簡単に留意したい点をまとめました。