EF510形常磐試運転

本日、EF510-501が常磐線内で試運転を行いました。自走で常磐線内を走るのは今回が初めてです。神立~藤代間を中心とした試運転が予定されていたようですが、駅の放送によると、11時半ごろ、往路の取手→藤代間(試単9531)で床下から白煙を上げ、自力走行ができなくなりました。
13時半までに藤代駅の中線への収容作業は済みましたが、常磐線はこの車両故障により、ダイヤの乱れが夜まで続きました。

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後続の2095レ(遅れ貨物列車)による推進運転で、藤代駅の中線に収容されたEF510-501。

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先頭からEF510-501(故障車)、EF81-98(2095レ牽引機)、貨車。

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両者ともJR東日本田端運転所所属機ですが、EF81-98はJR貨物からの委託運用で居合わせました。

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16時20分~40分ごろ、一旦藤代駅前後に代用閉塞をかけ、推進運転をした2095レを本線に戻す作業が行われました。その間、常磐線は再度運転を見合わせました。
取手方面に後退する形で切り離しを行ったEF81-98。

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そのまま貨車を推進する形で、下り本線を逆走し、1番線に転線。
2095レは約5時間遅れで藤代駅を発車しました。

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取り残されたEF510-501ですが、救援に来た田端常駐のDE10-1752に牽引され、20時過ぎに藤代駅を発車、田端運転所まで回送されました。

今回の件は、今後の試運転日程に大きな影響を与えそうです。

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