E233系2000番台登場!

19_02
代々木上原側先頭車E232-2001の先頭部分。
公式プレスリリースと異なり、幕板部分には帯が回っていません。また、灯具ケースと前面縁部分の間が黒い塗装で繋がれており、かなり印象が変わっています。
編成番号は「1」で、編成札のほか、前面窓左下、乗務員室扉上部にも文字が入っています。
運番表示機は非常用貫通扉に設置され、1000番台と同様に低い位置にあります。

19_03
先頭車の車体ですが、209系1000番台のような運転台直後のドア位置が偏った構造ではなく、日本鉄道車両工業会のガイドラインに沿った、ドア間隔がほぼ3520mmの車体になっています。中間車も車端部に差異が出ています。
おそらく、可動式ホーム柵などの導入を見越したドア配置にしたのでしょう。
・・・若干、運転室直後のドア間隔が狭く見えるので、調べてみました。どうやら小田急4000形の場合、この部分の間隔が例外的に3480mmになっているようなので、同様のズレを継承している可能性が高いです。まあ4cmですが(笑)

19_04
空間波アンテナの設置場所になっている先頭部分の屋根ですが、2つのJR無線アンテナの間に、取り付け準備台座が用意されています。台座は前方から見て中央にあります。
小田急4000形は、この部分に小田急のL字無線アンテナが搭載されているので、E233系の場合も小田急直通用の準備でしょう。

19_05
E233系は弱冷房車シールが拡大されていましたが、2000番台は直通先に配慮したのか、E231系以前と同じサイズです。

19_06
旅客案内装置は4000形と同様、LCD1面(17インチ)です。座席のモケットは青色でした。

19_07
東京メトロ用の誘導無線アンテナは、209系1000番台と同様に、7号車の両端に設置されています。左がアンテナの設置された7号車のサハE233-2201。

ADSENSE_SCRIPT_CODE
タイトルとURLをコピーしました