ナハ1編成長野へ配給

南武線の運用を離脱し、8日のうちに国府津まで自力回送されていた209系ナハ1編成ですが、本日、EF64-1030の牽引で長野総合車両センターへ向けて配給されています。
立川駅で写真を撮ってきました。

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EF64-1030の牽引で、国府津から武蔵野貨物線経由で配給されてきたナハ1編成。
ナハ1編成は南武線の増発に向けて川崎重工で新造された編成で、1次車にあたります。

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南武線向け209系0番台の離脱は初めてで、唯一の離脱編成となるようです。
京浜東北線では、2次車以前の車両、川崎重工製の車両を(極力)避ける形で転用が進んでおり、ナハ1編成も、3次車のナハ53編成に置き換えられる形で離脱しました。

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新製投入時から一緒だった205系生え抜き編成や、201系と並ぶ姿が見られました。

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尾灯が点灯していないどころか、ヘッドライトが丸ごと撤去されていました。

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行先方向幕も紙貼りに。

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立川駅を出発するナハ1編成。

ナハ1編成の今後ですが、中間電動車が事業用車に転用される可能性があります。
209系0番台の中間電動車は、南武線向け、房総各線向けの予定両数しか残っておらず、長野で保管されていない限り、事業用車などの種車となれるのは、今回のナハ1編成の中間電動車だけです。
一方、先頭車のほうは、予測されている転用本数を上回る先頭車が保管されているため、(他に廃車が出なければ)転用される可能性は低いように感じます。

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